掟破りの王子様

「うん…俺だったら、理由も聞かずになんて嫌だと思ったんだ

俺さ…王梨さんが好きみたい」






何を言っているのかわからなかった。

頭を強く打ち付けられた気分。


「姫梨を嫌いな訳じゃない。それだけは覚えておいて…。」