結局、


帰りは夕陽が送ってくれた。



ていうか、


一人で帰ると

和人の事考えちゃうから




『女の子を一人で帰らせる気??』




って言って、

送ってもらった。





でもやっぱり…




「お前さぁ…
和人の事あんま
考えんじゃねぇぞ」





『ぅ…うん。』



予想外の言葉を

言われて、

少しびっくりした。





「まぁそんな事言っても
恋する乙女には
無理な事ですか」



『………』


またには

意地悪な事も言うけど


なんだか


落ち着くな。