「本当は行きたくないくせに」
私だけに聞こえる様に
ボソっと言った。
私は睨んで無視をした。
トイレにつくと
いつものように
女子が鏡の前でメークしている。
「ねぇ聞いた~?」
隣のクラスの女子が
何人かで話に花を咲かせていた。
「えっ?!嘘それマジ??」
私は噂とか興味ないけど、
咲とかと話す時、
噂を言えば十分に喜んでくれるから
それとなく聞いとく。
「先輩から聞いたしぃ。
笹原夕陽!ホストしてましたぁ
みたいなぁ」
キャッキャッと
騒ぐ女子は
トイレを後にした。
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