今日も遅刻ギリギリで学校に着いた。 相変わらず夕陽の周りには女子ばっか。 和人の周りにもいつもの様に 女子が集っている。 和人とは、叶わないって知ってるけど、 そう知ってるからこそ どんどん好きになっちゃうものなんだよね。 「香奈~。トイレ行こう。」 『あ、うん。』 私は美紗と悠里に連れられて トイレへ向かった。