『はぁ~…』



放課後、


最悪な事に夕陽と同じ教室掃除。






「お前さぁ、ぜってぇ彼氏とか
出来ないタイプだろ。」





今度は真顔に目も合わさずに言われた。



当たってるけどさ…。





『うっさいなぁ。
あんたこそ…』





私は後ろを振り返る。




今時の女子って子から、

ちょっとインキャラって子まで


夕陽を見てキャーキャー言っている。









「え?何??」




夕陽は自分に騒がれてる事に気付いていない様子。






『いや。何でもない。』




モテモテなのかよ


とブツブツいいながらも


女子達の嫉妬が怖いため、


夕陽の元から離れて掃除を続けた。