『……??』





「…マスカラ落ちてる…」




『えっ嘘?!えっどうしよ!!!』




私は急いで鏡を鞄から取り出した。


……………





「嘘だよ。バカじゃん」




夕陽はふっと笑ってまた寝始めた。




くっそ~!!!!




悔しいよぉ!!!!




何この男!?







『ちょっと!どういう事?!』





私は怒り気味に訴えた。




「どしたの?」




そこへ和人が寄ってきた。