私は母と顔を見合わせ、後ろを振り返った
そこに若月はいなかった
仕方なく私たちはそのまま家に帰ることにした
暗闇の中は怖かった
家に着いたと思い、玄関を見ると全く違う
慌てて出て家まであるいた
家の前はホテルで家とつながっていた
家に帰ると父と地元の人が飲み会をしていた
妙に狭い家で、二階のおばちゃんの部屋で私たちもくつろいだ
おばちゃんの部屋はホラーな漫画で埋め尽くされていた
そして私は下に食べ物を取りに行き、ついでに地元のおじいさんに池についてのはなしをきいた
「あぁ。あの池は、まだ魔物がでるんだな。帰るまで猫を可愛がったりしなかったかい?」
「それはもちろん大丈夫ですよ。でも若月がまたやっちゃって。バカですよね若月」
そして夢は覚めた


