日がたつにつれ だんだん普通にしゃべるようになっていった。 好きな気持ちも だんだん増えていった。 ある日 「シャーペン貸して!!」 「いいよ!」 貸してあげた。 しばらくたって… 「シャーペン返して?」 「交換しよ?俺のシャーペンと」 え? いいの…? 嬉しいよ!! そんな些細なことも とても幸せに感じるよ。 「うん!」 わたしは赤のシャーペンと白のシャーペンを交換した。 嬉しかった。 一生宝物にしようと思った。