真莉乃…真莉乃っ…



アタシをいつも前に前に引っ張ってくれた。



アタシがフられた時は夜中になるまでずっとそばにいてくれた。



「真莉乃っ!!」



ガシッ



「ぅ…あぅっ…芽依ぃ…ぅゎぁぁぁあん」



「真莉乃…」



真莉乃を傷つけるなんて許さないー…



アタシの中のなにかが切れた。



「真莉乃…絶対に許さないよね?」



コクンとうなずく真莉乃。



「そっか、じゃあ尚更大介に話を聞かないとね。」



「大ちゃん…は悪くない。」



「分かってるよ?だけど…雪野がどういう子かだけ!」


「ぅん…」



絶対に許さないー…