プライム・レディ

「……」

 どうせ顔はムサいんでしょ。

 傭兵やってるくらいだもんね。

 かなりの偏見でベリルの後ろ姿にぶちぶちと独り言をつぶやき、話し合っている外の2人から母に視線を戻した。

「やっぱり傭兵なんてイヤよ!」

 母親に声を張り上げた刹那──話し合いが終わったらしく庭の2人がリビングに足をけ向ける。

「!?」

 その姿に少女はハッとした。