「そういうとこが愛の抜けてるところ。 でも。俺も彼が跡継ぎだかは分からないよ もし、跡継ぎなら そういうことになるね。」 「ちーくん・・・ そうなるなら私どうなるの? 一生この家柄から逃げれない?」 大人になる前に抜け出そうと ちーくんと私で話したことがあることを 思い出した。 「多分ね。 俺の大切な子が傷つくのは嫌だからね。 またくるからそのときまで 決めといてね。 俺は愛の味方だから。」