お嬢様と執事の関係

仕方がないから
もう教室に戻ることにした。

考え込むなんて
俺にあわねぇ。

教室に戻ると
愛子はいなかった

やっぱりそうだよなぁ。

さぼりだと
いいんだけどな

「「「ねぇねぇ。

 稜哉クンってどこから来たの?」」」

「ん?

 俺?イギリスのほう」

話しかけられても
別にどうでもよかった。

ただ愛子のことが心配だった

「もしかして

 外国語全て分かったりする?」

「うん。そうだけど」

「「「私たちに勉強教えて!!!!!」」」

俺は一瞬手に持っていたペンを落しそうになった

はぁ?なんで

「そろそろテストだし。

 テスト上位者だといろいろと有利なの」

俺ってもしかして
最悪な時期に来た?

テスト近くなってくる転校生って
感じだよな・・・