そして
休み時間になり
あの執事はみんなに囲まれてました

「女子はああいう人がタイプなの?」

「知~らない~♪

 あれぇ?もしかしてヤキモチ?」

「まさか。

 執事ってずっといるんじゃないのかなぁって。」

執事はお嬢様のところにしかいないと
思っていたんだもん。

ちがうのかなぁ・・・

稜哉=執事

なんか違う。

あれ
たぶんだたの遊び人な気がする。

「執事は家の中にか
 
 執事の姿ではいないらしいよ。

 執事にも気分転換って必要だからね。」

「もしかして・・・

 遊ばれてるのは

 あの執事の気分転換?」

「かもね」

「・・・・

 ねぇ・・・

 サボらない?」

私と千穂は
次の授業を抜け出すために
急いで教室から出た。