「俺に何かようって聞いてるんだけど。」

まぢで・・・
にらむな・・

こんな顔愛子には見せないだろうな・・

「愛子のこと知ってるのあんたか?」

「ハァ・・・

 それをわざわざ聞きに。

 説明しろってか・・。

 まず座って。」

俺は桜木さんに言われた席に着いた。

そうすると桜木さんも動いて
目の目にある席にドガッと座った。

まさに社長の姿って感じ・・。

「言っておくけど、この場所を選んだのは
 愛自身だからな。

 愛が決めたことだ。

 どうする?

 それでも俺に聞くか?」