あいつは
自分の道を
自分で決めたがっていて

でも
常になにかに
怯えてた。


継ぐのがあたりまえだと
思っていた
工藤家との
イメージが変わっていった。

愛が戻っていることを
願いたい。

「・・・親父・・

 気に入らなかったら
 執事やめていいか?

 探してる奴がいる。」

「お前の勝手だ。

 でも、

 話を聞いてもらいたい
 ときには
 いつでも来なさい。

 お前の父親だ。
 それぐらいは
 できる。」