土曜日。 久しぶりに町に出る気がする。 気分がずっとあがらなかった。 何かを抱えているように 部屋の中にいたり 会社で話を聞いているだけだった。 「愛子~。」 千穂は私を見つけるとすぐに 私を抱きしめた。 「ちょっと、やせてる。 ちゃんと食べてた?」 「千穂。久しぶり。」 千穂といると 自然に笑顔になれた。 カフェにいって たくさん話をした。 私はちゃんと千穂に言おう