刹那の憂い(セツナのウレい)


その、友達が頑張って陣取った、

一番前に置かれたテーブル。

あたしはそこにいた。

ライブになんか、興味ないくせに。

そんなあたしが、そんな特等席にいたのが、

そもそもの間違いだったんだ。