刹那の憂い(セツナのウレい)

バイトちゃんに言わせれば、


『その顔がたまらなくかっこいいです』


なんだそうだけれど。


「へえ。何で、あの子みたいな、かわいい制服着てないの?」


「・・・似合うと思いますか?」


刹那はじっとあたしを見た。