刹那の憂い(セツナのウレい)


「オトコギライで、女性恐怖症、なんて、最悪だね」

「ひどっ」

でも、そうなのかも。

「だから、オレじゃなきゃいけないわけか」

あたしの、心臓は、はずんだ。