『だってぇ俊哉くんが…』

「はいはい!のろけは、後にして、学校行こ?てゆうか、まーえの方見て、負のオーラが一杯の人がいるよ」


百合が前の方の生徒の群れを指差す


ずっとメールをしていて
下を向いていた私は気がつかなかった


下を向いて歩く優人の姿