始業式の間も


優人と梨華は隣同士で


耳打ちしながら楽しそうに笑い合ってた



「あんな奴…捨てな」


百合の冷めた一言


「はぁ~梨華もあからさまに」


高橋の呆れた声



『……そうだね』



今にも泣いちゃいそうな




私の声