浮気者=自分勝手な彼氏

肩にある手を、乱暴に外して



私は、1人歩きだした。



「さっ紗英~待ってよ」



階段を下りた所で百合に肩を叩かれ我に返った



『あっ……百合ごめんね』


「んもー久しぶりに見たよ紗英の切れるところ」



可笑しそうに笑う百合に
私も笑った。



「しかしアイツは、何者かね?」



『ん~なんか隣のクラスの男子共って、軽いって噂だよね』


「だよね~」


百合と2人かき氷を掻き込み、キィーンとするコメカミを押さえながら話してた、