そんなことを考えていたら、突然、てるが私の腰に手を回してきた。



「きゃっ、ちょっと、て、てる!!」 



私の声に、がばっとてるが起き上がる。



「え?あっ…彩香?!あっ、そっか…昨日…悪い…彼女と間違えて…」



ちくっと私の胸が痛む。