永遠の片想い

「てる…あの…」



彩香が気まずそうに風呂からでてきた。 



ノーメイクでも、あまり変わらないなと思った。



バスローブ姿が何だかいやらしい感じがして目をそらす。 



「あの、ごめんね。」



俺から少し離れたベッドの上にちょこんと腰をおろす。 



「いや…」



気の利いた言葉が浮かばない。