にやにやと笑いながら、私は隣に座っている、てるに言った。



「なんで、同じ人が続けて返事してもわかんないのかなあ、私の声色上出来だった?」



私は、友達に頼まれて続けて代返していたのだった。



問いかけに返事はなく、てるはゲームに熱中している。



「ちょっと、てるってば!」



「うお!!話しかけんなよ!!やられちゃったじゃん!」