永遠の片想い

それにしても…



愛しい天使は二度も邪魔をしてくれたわけだ。



オレは、思わず苦笑する。



それから…



腕時計を外すと、愛香が作ってくれた宝箱のなかにそっと置いた。



大切な思い出もしまうように…



永遠の片想い…



この想いを閉じ込めるかのように。 



オレはゆっくりと。



箱のふたを閉めた…



〜fin