「お前は、笑ってればいいいからさ」 「・・・・・はい」 そう言いながら、蒼井はにっこりと笑った。 けれど、その笑顔は、どうしても寂しそうにしか見えなかった。 「俺、ちょっと警察行ってくる」 「警察・・・?」 「おう。もう、ここまでやられたら、言うしかないだろ。これだったら、警察も協力してくれるし」 「・・・はい」 「大丈夫だからな」 何度も、京は大丈夫だから、と言った。 「お前は、中で待ってるか?あ、一人じゃ怖い?」 だったら、誰かに来て貰う、と言おうとしたら、先に蒼井に言われた。