「蒼井」
「はぁい?」
「俺、今から学校に行ってくっから、留守番頼む」
「え!?あ、はい!あいあいさぁ!」
「暑くなったら、扇風機つけてもいいし!麦茶とかも勝手に飲んどけよ」
「はーいっ」
とりあえず、蒼井にそう言って、俺は携帯をポケットに、そしてスニーカーを履いた。
ホントは、サンダルが一番いいが、出しているヒマもないので、スニーカー。
荒々しくドアを閉め、俺は走って学校に向かった。
そんなに遠くはなく、走って15分と言う所だ。
臨時教師の時は、原付のバイクで行っていたが、それも今では乗っていない。
どこかが壊れて走れなくなったのだ。
けれど、今だに直しには行っていない。
「あー・・・もう、イヤだ」
そんな愚痴をこぼしながら、京は学校へと向かっていった。


