「・・・あ、」 じーっと蒼井を見守っていたことに、蒼井に気づかれた。 蒼井は、口をとがらせて、不満そうな顔をした。 「見てたなら助けてくださいよ!!」 「あ、うん。悪い。いやぁ、なんかさ?見てて面白かったから」 「そう言う問題じゃないです!」 思いっきり怒鳴られたので、しかたなく立ち上がる。 悔しいのか、まだ届かない場所にあるコップを取ろうとしている。 その蒼井を背中から包み込むように、コップを取った。 「・・・わお」 「わお?」 固まってしまった蒼井の顔は、俺のすぐ近くにあった。