関係のない自分には、そう思うことしかできなくて。 もし、あのまま火がついてたら、蒼井もああなっていたのか。 ・・・旭さんも。 「こえー」 小さくつぶやくと、また、加寿子の病室へと歩き出した。 202号室、そう書かれた病室には、『旭加寿子』と言う名前がある。 その名前を確認して、病室に入った。 やはり、一人部屋だ。 「こんにちは」 「あ、こんにちは」 メガネをかけて、本を読んでいたらしい加寿子は、ベットの上で座っていた。