特別館とは、体に重傷がある人が入る部屋らしい。 この病院ならではの規則らしい。 確かに、蒼井の叔母さんは、あの男に腹部を刺されていた。 当然特別館に入るだろう。 「202・・・202・・・」 ちいさくつぶやきながら、2階で202号室を探した。 「ここか・・・」 蒼井みたいに、さすがに合室ではないみたいだ。 コンコン、と軽くドアをたたいて中に入った。 「失礼します・・・」 「あ、京ぴょん!」 そこには、正輝と亜子ちゃんの姿があった。 「まだ帰ってなかったのか?」