「・・・あ、はい」 どっかで見たことがあるが、暗いため見えにくい。 「わ、わぁ!!き、傷っ!!血っ!!」 「落ち着けアホウ!!まずはそいつを押さえんかッ!!」 出てきたのは、40代くらいのベテラン刑事さん。 「は、はいッ!!」 頭をはたかれた若い刑事は泣き叫ぶ男を手錠でとらえた。 「すまんね。新人なもんで・・・」 「はぁ・・・」 「事情はなんとなくは聞いてるよ」 あ、なんとなくなのね。