男が俺を押したと同時に、刃物で左頬と右腕から血が出ていた。 ガタンと、後ろにあったふすまに突っ込んだ。 「うっわ・・・」 左頬はぱっくりとさけて、ツーーっと、頬に血が伝った。 右腕は、なんとかとれてはいなく、服のおかげか、かすり傷程度だった。 しかし、血の流れは止まらない。 生臭い、赤い、痛い。 ビックリだったので、少し頭がパニックになった。 「京ぴょん!?大丈夫!?」 「お、おう・・・なんとかー・・・?」 「う、、あ・・・あぁ、・・・あ・・・」 男も、当てる気はなかったのだろう。