亜子は、キラキラと輝かせた目で、京の顔を見た。
「普段あんまり運動を見せない草食系男子!!けれど、いざとなったら肉食に変化する!!ぎゃはーーー!!ギャップーーー♪」
「・・・あれ?あの、キャラ・・・変わってません?」
「でも、性格は草食なんだねー・・・。やっぱ、体だけ肉食か」
正輝ががっかりとしたそぶりを見せ、京を見つめた。
「いい!!京ぴょんいいよ!こりゃモテるね」
「・・・あの、亜子ちゃん?いろいろと・・・大丈夫?」
「大丈夫!さぁ、泳ごうか!!」
すっかり泳ぐ気になった亜子は、プールへと走っていった。
けれど、ピタッと止まり、ぐるりと正輝と京の方を見た。
「「?」」
「私、泳げないんだった・・・」
泣き出しそうな目で、亜子は訴えたのであった。
ずるりと京のメガネがずれたのは、言うまでもない。


