「でもなぁ・・・校長先生とかにバレたら・・・絶対退職されちまう・・・」
退職だけは絶対イヤだぞ、俺は。
正輝は、「うーん・・・」と首をかしげながら腕を組んだ。
「まぁ、バレたときはバレたときで!!」
「何そのぶっ飛びな考えは!?」
「そうだよ!バレたときは、バレたとき!それにね?警備員さんは、夕方の6時には帰っちゃうんだよ!だから、静かに泳げばいいじゃない」
夕方の6時って・・・あと10分後くらいじゃねーか。
亜子ちゃんは、ワクワクした表情で、京を見つめていた。
「でもなぁ・・・」
「「大丈夫だって!!」」
正輝と亜子が、なぜか自信満々の顔で、京を説得した。
「・・・俺、知らねーからな」


