「たーだーいーまぁっ!!」 ガラリと開けられたドアの先には、汗だくになった正輝がいた。 「うっわ!お前汗すげっ!」 「だははーー♪走ってきたから」 なぜ走ってきた!? ふと正輝の手元を見ると、白いビニール袋があった。 「・・・なんだそれ?」 その袋に指をさすと、正輝は「あぁ、これね?」と袋を持ち上げた。 「これ、アイスーーー♪」 「アイス!?あー・・・だから走ってきたのか」 夕方だが、まだ暑い。