「俺、ジャンボにしよ」
昔から大好きだった、ジャンボ。
バニラアイスの間に挟まっている、板チョコが大好きだった。
ジャンボの好きになった理由が、どこかにあるのだが、今は思い出せない。
でも、いつもなぜか、アイスはジャンボを手に取っていた。
「おばさん、これ下さい」
「はいはい♪・・・あら、寝癖がついてるわよお兄さん♪」
「寝癖・・・?あぁ、あんま気にしないでください」
「やだもうーーー♪おちゃめなんだからっ」
「・・・あ、はい。・・・・すいません」
おちゃめで、なんか、すいません。
「120円ねーー」
「はい、どうぞ」
俺は、ピッタリ120円を払い、ジャンボの中身を出した。


