「亜子ちゃん・・・はついてないな」
「あははっ。さすがに、つけれないよ」
そこはやっぱり、大人だな。
昼飯を食べ終わった3人は、食器を台所まで運んでいった。
俺も、食べ終わり、台所に行って、4人分の皿を洗った。
・・・・・そろそろ、本題を、蒼井に言ってみるか。
俺は、皿を洗い終わったあと、正輝の肩をぽんぽんとたたいた。
正輝も、分かったようで、「ねぇねぇ」と蒼井に問いかけた。
「蒼井っちさぁー、」
「んーー?」
「その傷どーしたの?」
「え?あぁ、すりむいたみたいーーー♪」
蒼井は、苦笑いでそう言った。


