「私のですか?」 「うん」 澪がにっこりと笑って蒼井を見つめた。 「『蒼井 実凪』デス!高校3年生デス!」 「そっか。ミナギちゃん?」 「はい!」 「じゃあ、『ミナギちゃん』だね」 「あ、はい!・・・初めて呼ばれました・・・」 「そうなんだ?」 「はい!みんな、『蒼井』とか『実凪』だったんで」 蒼井が照れくさそうに笑った。 ・・・なんか、澪と意気投合してね? ちょっとむかついた。 でも、そう言うむかついてる自分にもむかついた。