「母さんたち、すっげぇ心配してたんだぞ。 事故にあってないか心配してたぞ。 お前が死んでないか、すっげぇ心配してたんだぞ!!」 京の怒りがピークに達した。 「・・・・・・」 澪は、何も言い返す言葉もなく、黙っていた。 「チッ。電話もよこしてこないお前が、ここで、何でにこにこ営業スマイル振る舞ってるんだよクソ野郎」 「・・・・ごめん」 澪は、ただただ謝るばっかりだった。