「この手って・・・・」
俺の手と蒼井の手、だけど?
「俺の手と、お前の手」
「ち、ちがっ!!そう言う意味じゃなくて・・・その///」
蒼井は、また照れて、下を向いた。
「・・・・・ああ!!手、つなぐのイヤだったか?」
京は、またコケないように、とそう言う軽い気持ちで手をつないだのだが。
実凪の場合、女子高生。
だから、『お父さんの洗濯物と、一緒に洗わないで!!』的な感じの軽蔑でもあるのかと、ちょっと心配になった。
「い、いえ・・・別に、大丈夫デス!」
「・・・そうか?」
京の感覚では、妹と手をつなぐ程度の軽さだ。(簡単に説明すると)


