苦笑いで正輝は返事をした。 ブッチィ。 電話が切れ、『ツーツー』と、正輝の耳に響いてるのであった。 「やっぱり・・・あの敬語のときは京ぴょん・・・すっげー怒るんだよネ」 「・・・・・あの、神田先生?」 「あ、あこちゃん!!まだ仕事やってんのー?」 「あ、はい!もう少しで終わるんですよ」 「そっかー。じゃあ、俺ヒマだから手伝ってあげる♪」 「え・・・?あ、ありがとうございます!」 正輝は、京と電話する前から食べていたバナナを学校のデスクに置き、亜子のデスクに向かっていった。