「そのメガネ代の金、 返せよ?」 「・・・・・にゃ・・・どうしてですか」 正輝は、『にゃんでですか』と言おうと思ったが、京の電話からのオーラなのか、ふざけてはいけないと、バカなりに考えた。 「お前のせいで、俺はよけいな金を使ったんだっつーーーの!!!!!」 キィィィィィィィン 「うっわ。京ぴょん怒ってるー・・・」 聞こえないように、正輝はぼそりとつぶやいた。 「とにかく、金、返せよな」 「・・・・・・かしこまりー・・・」