月曜日―合コン当日。


つまりあたしの誕生日。


学校に行くと、予想してた通り…いや、それ以上か。


靴箱ですでにたくさんの人の視線を受け、教室では囲まれる。


「どうしたの?由紀奈!?」


最初に問い掛けてきたのはやっぱり裕美。


「昨日気分転換に街に行ったらカットモデル頼まれてさぁ…丁度切ろうと思ってたし。変?」


あたしが髪をくしゃっとしながら聞くと、裕美が言う。


「ううん、すごく似合ってる」


周りの皆も動揺しながらも裕美に同調して誉めてくれる。


あたしは照れながらもお礼を言い、席に着く。