「おぃ,お前」 あたしが一人の銀髪の前を通り過ぎるとき上から声がした。 「屋上に誰かいたか?」 は? 「いた…けど」 あたしはぼそっと答えた。 「そか。ちょ,ユウ呼んできて」 銀髪は眉なしの丸刈りに向かって言った。