朝がきてしまった。 学校に行きたくない… でも…私が責任を取らなきゃ。 この一歩を踏み出すことで、また奏恵と昔のように笑えるかもしれない。 「行ってきます」 私は思い気持ちで家を出た。 いつもの通学路。 いつもの制服。 私の気持ち以外いつもと何も変わっていなかった。