公園に向かってる途中――






「ナギサ、あたしがいたらまずいぢゃん。だからあたしは隠れてる。洋輔もそのうち来るから。ちょっと遅れるって言ってたけど。」 





「………うん。」






約束の時間になった………。 







公園のベンチに座る…







――ここであたし達…







あの夜のことがよみがえる。 







―――トントン……







肩を叩かれた。 








「ナギサ」






「ユウヤ………」