ブーブーブーブー…




「キタ!」




奏恵の携帯だった。 




「大丈夫だって?」


「うん一応。でも、時間にもよるって。洋輔、家結構厳しいらしくてさぁ…」


「そっか。何時が良いかな?」

「てかアイツからこないの?」





そう言えば………





「そいつに合わせたほうがいいぢゃん?時間。」





ブーブーブーブー…





「きたよ、奏!」







―――『俺も会いたい。』







「うーわー。これ完全に飢えてるよ。」 




「まあまあ.ぢゃ何時にする?」



「できるだけ夜が良いけど…ほら、人目の少ないほうが良いし?場所はー。…………やっぱあの公園?」

「そうだよね…でも、奏恵の彼氏、大丈夫?」




「あ、うん。多分ね、洋輔んち、公園の近くだから。歩いてー5分位かな?」




「ぢゃぁ、そう送っとくね!」







―――――送信完了。 






なんかドキドキしてきた。 






奏恵はユウヤを攻めそうだけど、あたしは―――――







わかんないや………






今日ユウヤに会って何を話せば良いの?