「……ナギサ、だめ!!ルックスで選んだら…しかもプロフでしょ?ある意味出会い系じゃん!」



「だけど!…いい人だったょ…?」 


「はぁ。そう言うのは、初めだけなの!どうせ、また会いたい、とか言われたんでしょ?」




―――よく思い出せば始めてあったとき、言われた気がする。 




「そうだけど!…そうだけど。…ユウヤね、淋しいの…多分。」 


「淋しいって何が?!」


「分かんないけど…そんな顔してた。この前、公園で…。あたしがね、キスされたとき、そのキスどういう意味?って聞いたの。答えてくれなかった。」 





―確かにそうだったんだ。 

答えてくれなかったからきっと何かあるって。 

――――思った。 





「そんなの、格好付けてるだけ!てか何才よ?そいつ。」 



「分かんない…けど、多分ー18とか19とか?」



年はどうでもいいの……

それより、淋しいんだ。ユウヤ。
ユウヤね、何ていうか…哀しげだった。切なげで…