明日、朝一緒に学校行くってこと? 夢みたい… こんな高校生活、理想だったんだよね― 『ありがと待ってるね!』 勇気を出してハートなんか付けちゃったりして... 「あ、ナギサー、明日お母さん仕事早いのよ、朝自力で起きてー」 「…うん」 「本当に大丈夫?あんたいつも一人じゃ起きられないんだから…」 あたしはもう雅人からのメールが嬉しくて嬉しくてお母さんの言葉なんて、正直耳に入ってなかった―― ――早く明日になーれ… そう思ってにやにや… コレが恋なんだ…